【“一票の格差”】高松高裁「違憲状態」と判断 去年の衆院選

【“一票の格差”】高松高裁「違憲状態」と判断 去年の衆院選

【“一票の格差”】高松高裁「違憲状態」と判断 去年の衆院選

去年10月の衆議院選挙の「一票の格差」を巡る裁判で、高松高等裁判所は1日、「違憲状態」とする判断を示しました。去年の衆議院選挙の一票の格差についての判決は、今回が初めてです。

この裁判は、「一票の格差」が最大2.08倍だった去年10月の衆議院選挙について、弁護士グループが全国の高裁と高裁支部で選挙の無効を求めて訴えを起こしているものです。

高松高等裁判所で1日、四国4県の小選挙区を対象とした訴えについて、神山隆一裁判長が憲法に違反する状態「違憲状態」とする判断を示しました。

一方、「国会が、選挙までの間に違憲状態を認識し得たとまで認めるのは困難」などとして、選挙の無効を求める訴えは退けました。

去年の衆議院選挙の一票の格差についての判決は今回が初めてで、原告側は判決を不服として最高裁に上告することにしています。
(2022年2月1日放送「news every.」より)

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