【水100トン流出】博物館で大型水槽壊れる オオナマズが一時不明に(2023年2月13日)

【水100トン流出】博物館で大型水槽壊れる オオナマズが一時不明に(2023年2月13日)

【水100トン流出】博物館で大型水槽壊れる オオナマズが一時不明に(2023年2月13日)

 博物館で大型の水槽が壊れ100トンの水が流れ出す事態に。その原因は。

 琵琶湖博物館で、体長85センチのビワコオオナマズを飼育する大型水槽が破損しているのを職員が発見しました。水槽は直径5.1メートル、高さ3.8メートルあり、およそ100トンの水が付近に流れ出したため博物館は一部の展示エリアを閉鎖して、原因を調査しています。

 県立琵琶湖博物館:「開館以来、こういった大きな事故はなかった。展示を楽しみにしている方々に対して非常に申し訳ない気持ち」

 水槽で飼育されていた体長85センチのビワコオオナマズ1匹が一時、行方不明となりましたが、その後、水槽内で見つかり、すり傷があるということです。

 では、なぜ突然、水槽は割れたのでしょうか。

 県立琵琶湖博物館:「基本的には前兆というものは全くございません。前の日の夕方にも目視による点検を行っていて、異常は確認されていない」

 琵琶湖博物館では老朽の可能性は低いとし、事故が確認される前日の9日夕方ごろも異常はなかったとしています。

 県立琵琶湖博物館:「異常がないかの目視による巡回は毎日、行っている」

 前日、異常が無かったものがなぜ突然に…。水槽を作る会社に話を聞くと。

 有限会社キィーズ代表・棚倉和久さん:「まず考えられるのが、アクリル自体が割れた」

 考えられる原因について、水槽を作る会社に事故原因の可能性について聞きました。

 有限会社キィーズ代表・棚倉和久さん:「擬岩というイミテーションの石かもしれないんですけど、そういったものが組み込まれているので、それが中で崩れた」

 さらに水槽内の床が沈んだ可能性もあるといいます。

 有限会社キィーズ代表・棚倉和久さん:「長年にわたって力がかかって割れた。おそらく、そういうことも考えられる」

 琵琶湖博物館は、水槽が破損した原因は調査中としていますが、人為的なものである可能性は低いとみています。

 琵琶湖博物館では大型水槽の破損を受け、観覧料を800円から550円に下げると発表しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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