「阪神・淡路大震災の約15倍の大きさ」トルコ・シリア大地震 日本から支援の動きも(2023年2月10日)

「阪神・淡路大震災の約15倍の大きさ」トルコ・シリア大地震 日本から支援の動きも(2023年2月10日)

「阪神・淡路大震災の約15倍の大きさ」トルコ・シリア大地震 日本から支援の動きも(2023年2月10日)

2月6日未明に相次いで発生したトルコ南部を震源とする大地震。死者はトルコとシリアで合わせて2万人を超えました。現地では今も懸命な救助活動が続けられていますが、厳しい寒さに加えて被災地域が広範囲に及ぶため難航しています。

 一体なぜここまで被害が大きくなってしまったのでしょうか。東北大学の遠田晋次教授に話を聞きました。

 (東北大学〈災害科学国際研究所〉 遠田晋次教授)
 「1つには地震の大きさというのがあります。阪神・淡路大震災の約15倍もの大きさです。断層の長さが200kmくらいにわたって動いたわけですね。震源が非常に浅い地震でしたので、地震のエネルギーが弱まることなく直に人々が住んでいるところに強烈な揺れが襲ったということですね。(Qしばらくは警戒が必要?)余震が逆に本震と同等規模かそれより大きくなる可能性もあります。そういうことに注意しながら救援活動などを進めていく必要があるのではないかと思います」

 一方、神戸では支援に向けた準備が進められていました。阪神・淡路大震災をきっかけに、世界各地の被災地の復興支援に取り組んでいるNPO法人「CODE海外災害援助市民センター」。スタッフ2人がトルコへ渡り、防寒具などの救援物資を届けるほか、中長期的にどのような支援が必要か調査を行うということです。

 (CODE海外災害援助市民センター 吉椿雅道事務局長)
 「現地のNGO・ボランティアの動きを把握して、僕らとしてはそういう動きをバックアップしたいなと思っています。なるべく支援の入っていないところに入ろうと思っています」

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