ウクライナ情勢めぐり安保理会合 米ロが非難の応酬(2022年2月1日)
ロシアによるウクライナ侵攻への懸念を巡って国連の安全保障理事会の緊急会合が開かれ、アメリカとロシアによる激しい非難の応酬となりました。
31日の安保理はロシアと中国が開催に反対しましたが、10カ国が賛成し、公開会合となりました。
アメリカの国連大使は「ロシアの侵攻はウクライナだけでなく、ヨーロッパを脅かしている」とロシアの動きを牽制(けんせい)し、対話の重要性を訴えました。
一方、ロシアは「証拠を見せてもらおう」と反発し、「戦争の脅威についての議論自体が挑発的だ」とアメリカを非難しました。
これを受けてアメリカが「挑発しているのはロシアだ」と反論すると、ロシアは「何が脅威で挑発的なのか理解できない」と非難の応酬となり、侵攻を巡る議論には至りませんでした。
会合に招かれたウクライナの国連大使は「経験に基づくと、ロシアの言うことは信用できない」としたうえで軍事的な圧力を拒否する姿勢を強調しました。
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