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富岡町 避難指示を一部解除…町の誇り 桜のトンネルがお出迎え(2023年4月1日)
原発事故で帰還困難区域に指定されていた福島県富岡町で、一部のエリアの避難指示が1日、解除されました。この日を待ちわびていたかのように、街の中心部では満開の桜が咲き誇っています。
■避難指示を一部解除 桜のトンネルがお出迎え
見る者を包み込むピンクのトンネル。福島県富岡町の誇り、“夜の森の桜トンネル”です。
富岡町・山本育男町長:「避難指示が解除がされ、町の宝である桜を、さらに安心して楽しんで頂けるようになりました」
1日、福島第一原発の事故に伴う、帰還困難区域のうち、富岡町の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が解除されました。
花見客:「素晴らしいですよね。この景色見ると、『帰ってきたい』という気持ちも分かる」「自然って、人の動き関係ないんだなって。桜の開き方って、きれいだから思いました」
避難指示のない“桜”は、13年ぶりです。2011年、東日本大震災で、夜の森の桜トンネルは立ち入りが制限されました。ゲートの向こうの桜を見上げる人はいなくなりました。
震災当初、福島第一原発を中心に半径20キロが避難指示区域とされ、人の立ち入りが制限されました。その後、一部で立ち入りや一時帰宅が認められるなど、区域は細かく分類され、徐々に避難指示が解除されていきました。そして現在、残っているのが、住民が住むことができない「帰還困難区域」です。ただ、それも先月31日、福島県浪江町の復興拠点の避難指示が解除され、1日に富岡町が、5月には飯館村の復興拠点の解除を目指しています。
■避難指示一部解除でも課題山積み
復興が進むなか、問題も残ります。どれほどの住民が帰ってくるのか、ということです。
1日、解除された富岡町の地区では、先月1日時点で、1143世帯2580人が住民登録しています。ですが、帰還に向けた準備宿泊を申請したのは、2%程度の54人に留まっています。
小野耕一さん(75)。1日、富岡町に帰還しました。
自宅に戻った小野耕一さん:「ようやっと第一歩、歩かれるようになったかなと思っているね。もう早く皆が帰ってきてくれれば良いかなと」
ただ、小野さんは、週に何日かは家族が住む避難した郡山市で暮らす見込みだといいます。
自宅に戻った小野耕一さん:「(Q.もっと復興していくために足りないものは?)やっぱり商業がないと、お店屋さん。ここから会社に行ったり、何かするのに人が来ないでしょ」
富岡町は、5年後までに復興拠点区域の居住人口を1600人にすることを目標にしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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