東芝 投資ファンドが最終的な提案を提出(2023年2月10日)
東芝の経営再建を巡り、国内投資ファンドの日本産業パートナーズが銀行からの融資の確約などを受け、東芝を買収する2兆円規模の最終的な提案をしたことが分かりました。
東芝は物言う株主と言われる海外の投資ファンドとの対立から経営の混乱が続いています。
関係者によりますと、提案ではオリックスやロームなど複数の企業が合わせて1兆円規模を出資します。
また、三井住友銀行やみずほ銀行などの銀行団で1兆2000億円を融資し、別に2000億円の融資枠も設けます。
銀行側は経営の状態を定期的に報告する会議の設置や役員の派遣、業績次第で事業などを売却することも求めているとみられます。
ただ、出資企業の一部には、まだ社内の最終決定がされていないところもあるということです。
東芝は「合意に達することを確約するものではない」として「内容を精査する」とコメントしました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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