在日米軍“外出制限”解除 沖縄知事「延長」申し入れ・・・横須賀にも関係者の姿(2022年2月1日)

在日米軍“外出制限”解除 沖縄知事「延長」申し入れ・・・横須賀にも関係者の姿(2022年2月1日)

在日米軍“外出制限”解除 沖縄知事「延長」申し入れ・・・横須賀にも関係者の姿(2022年2月1日)

 感染拡大阻止と、逆行するような動きもあります。

■沖縄知事 米軍に“外出制限延長”を

 先月31日、沖縄の「キャンプ・ハンセン」では、外出制限措置が解除され、早速、基地の外に出る関係者の姿が見られました。

 午後7時すぎ、金武待ちの店先には、アメリカ軍の関係者でしょうか、大勢の人が集まっている様子が確認できます。

 一時期よりは減ったものの、先月31日、県内で確認された新規感染者は480人。病床使用率は68.8%。アメリカ軍関係者の新規感染者は98人に上ります。

 玉城デニー知事は、こうした状況での外出制限措置の解除は時期尚早だとして、アメリカ軍に期間延長を申し入れたことを明かしました。

 沖縄県・玉城デニー知事:「沖縄県は現在、まん延防止等重点措置の期間中であり、いまだ米軍の中でも、完全に(感染が)収まっている状況ではないのではないかと思います。本日、知事公室から米軍側宛てに、しばらく(外出制限の)期間を延長して頂きたいというような申し入れもさせて頂きました」

■横須賀・飲食店“外出制限解除”は・・・

 同じく、アメリカ軍基地がある神奈川県横須賀市。街の様子は、どうなっているのでしょうか?

 先月31日午後2時半の「どぶ板通り」では、アメリカ軍関係者とみられる外国人の姿をちらほら見掛けましたが、数はかなり少ないです。

 それでも、時間が経つに連れ、街には軍関係者とみられる人たちの姿が増えていきます。

 米軍関係者:「(Q.基地の外に出られるようになって、どうですか?)うれしくて興奮したよ。普通に戻って、買い物にも行けるし、食事にも行けるし、友達にも会えるし。外出制限は、とても退屈だったよ」

 米軍関係者:「(Q.外出できるようになったが、どう感じてる?)とても興奮しているよ。一番、最初に外食をしたよ。窓からは街が見えるのに、出られないんだから。外出制限はつらかったよ」

 日が落ち始めると、さらに多くの軍関係者とみられる人たちが、街に繰り出していました。

 県に、「まん延防止等重点措置」が適用されるなかでの外出制限解除。地元の飲食店は、どう思っているのでしょうか?

 「港や横須賀店」女将・尾崎美重子さん:「飲食関係では、ちょっとエッという驚きがありますね。まだ、早いんじゃないかと。もうちょっと、横須賀市内の患者数が減ってからでも、いいのではないかなという気持ちはある」

 戸惑いがある一方で、感染拡大で店の売上が3、4割下がるなか、軍関係者の来店は助かるとも話します。

 「港や横須賀店」女将・尾崎美重子さん:「以前は、やはり外国の方々が結構ご来店されるのを目に付きましたね。我々はやはり、お客様相手の商売ですので。お客様も色々ストレスもたまっていることですし、歓迎はしています」

(「グッド!モーニング」2022年2月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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