NASA長官「日本はなくてはならない」宇宙開発の日米協力を強調(2023年2月8日)
来日しているNASA（アメリカ航空宇宙局）の長官は「日本との関係はなくてはならない」と述べ、宇宙開発の分野で日米が協力することの重要性を訴えました。
NASA・ネルソン長官：「私たちはパートナーとして日本とともに宇宙で冒険することをとても楽しみにしています。私たちはともに月に戻り、そこで生活し、新しいものを生み出します。その先には火星が待っています」
NASAのネルソン長官やJAXA（宇宙航空研究開発機構）の関係者らは7日、都内のアメリカ大使館で開かれたレセプションに出席しました。
ネルソン長官は2025年以降に有人での月面着陸を目指すとしている「アルテミス計画」や火星探査などの分野で「日本はなくてはならないパートナーだ」と述べました。
また、独自に宇宙開発を進める中国を念頭に「日本との関係はインド太平洋地域で特に重要だ」と強調しました。
アメリカ、エマニュエル駐日大使：「（鉄道の他に）信じられない速さで移動する宇宙衛星や宇宙船にも情熱を注いでいますので、このようにNASAから友人を招くことができて大変うれしく思っています。これだけ多くのNASAの関係者がここに集まっているので今、国際ステーションを誰が一体、監視しているのか心配しています」
また、アメリカのエマニュエル大使は「宇宙開発は友情の要だ」と述べたうえで、日米両政府が先月、宇宙での連携を進める新たな協定に署名したことを評価しました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
