北京五輪目前 きょう国会で対中決議採択へ・・・ 内容に「弱腰」批判も
北京オリンピックの開幕まであと3日。きょう(1日)国会では中国の人権状況を問題視する決議案が採択される見通しです。ただ、決議の内容には弱腰との批判も出ています。
決議案は自民党などの議員連盟が採択を目指していたものできょう(1日)の衆議院本会議で採択される見通しです。決議案は新疆ウイグル自治区や香港などの人権状況について「一国の内政問題にとどまるものではない」と指摘し、「国際社会が納得するような形で説明責任を果たすよう強く求める」としていますが、「中国」という文言の使用は避けています。
また、対中関係を重視する公明党の意向を受け当初案に入っていた「非難」という文言も削られ、「人権侵害」は「人権状況」に書き換えられました。弱腰との批判の声もあり、一部の野党は決議に反対する見通しです。(01日00:00)
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