【トルコ”巨大地震”】建物倒壊が相次ぐ 隣国シリアと合わせ死者4800人以上
トルコ南部で発生したマグニチュード7を超える地震で、国境を接するシリアとあわせて4800人以上の死者が出ています。今後も被害が拡大する恐れがあり、日本など各国が支援に乗り出しています。この事態に日本も支援に乗り出しています。
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6日、トルコのテレビ局が南東部のマラティヤで取材中に地震が発生しました。建物が倒壊する激しい音が鳴り響き、テレビ局のスタッフが逃げ惑います。振り返ったカメラに映ったのは、大きな砂煙でした。
リポーター
「今、後ろに行こうとしたときに強い揺れがあり、左側にあった建物が倒壊しました」
現場で中継していたリポーターは、1人で立ち尽くしていた女の子を見つけると、女の子のもとへ走りより、抱きかかえて安全な場所へ避難させました。そして、女の子を励ましました。
リポーター
「僕を見て、こわくないよ。ほら、怖がらなくていい。僕を見て、大丈夫だ」
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地震から一夜明けた7日、町にはがれきの山ができていました。建物の倒壊が相次いだのです。
6日未明に発生したトルコ南部を震源としたマグニチュード7.8の大規模な地震。がれきの山がいたるところにでき、町は一変しました。
トルコ当局によると、今回の地震で約5800棟の建物が倒壊したといいます。
賢明な救出活動が昼夜を問わず行われています。ロイター通信によると、トルコでは日本時間7日午後4時時点で死者は3381人、負傷者は2万人以上にのぼっています。
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また、隣国シリアでも甚大な被害が出ています。街ががれきと化す中、救助隊ががれきに埋もれていた男の子を救出するなど、必死の救出活動が行われています。
シリアでも日本時間7日午後4時時点で少なくとも1444人が死亡していて、トルコと合わせて4800人以上の死者が確認されています。
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多くの人の命を奪ったトルコ南部の震災。この事態に日本も支援に乗り出しています。
警視庁は国際警察緊急援助隊を編成し、計14名の隊員と救助犬4頭が現場へ向かいます。日本政府はトルコ政府からの要請を受け、警察や海上保安庁の職員など約75人を現地に派遣する方針です。
被害の全容が見えない中、一刻もはやい被災者の救出が求められています。
(2023年2月7日放送「news every.」より)
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