2月から食料品など値上げ続々!一方で『飲食店の時短営業で余る食材』は値下がりも(2022年1月31日)
2月から食品や日用品が次々と値上がりします。家計に大きな負担がかかりますが、逆に今が狙い目のお得な商品もあるようです。
値上げラッシュの2022年。1月からコーヒー(ネスレ日本)が約10%~、ポテトチップス(カルビー)が約7~10%など、値上がりしています。値上げの余波は駄菓子の定番「うまい棒」にも。誕生から43年、1本10円(税抜)で販売されてきましたが、4月からはなんと12円(税抜)になります。うまい棒が値上がりすると聞いた人たちの反応は…。
(50代の人)
「えっ、そうなんですか。それはちょっと残念です」
(20代の人)
「10円だからこそ意味があったのに、うまい棒って。それが10円じゃなくなるってことでしょ。人生終わり…!」
東京都江戸川区にある駄菓子店「石川商店」では、うまい棒を4月以降の入荷分から2円値上げして販売する予定だといいますが、人気商品なので売れ行きにさほど影響は出ないと見込んでいます。
(石川商店 石川活叶さん)
「お子さんにある程度打撃はあると思うんですけれど、安くておいしいから、今まで通り皆さんに買っていただくことはできると思います」
値上げラッシュはまだまだ止まりません。2月1日からはさらに多くの商品が一気に値上げされます。日清フーズがパスタ・パスタソースを約3~9%、冷凍食品を約4~7%値上げすると発表している他、日用品についても、東洋アルミエコープロダクツが家庭用アルミホイルを15%以上値上げします。原材料の高騰や物流費・人件費の増加などコストが膨らんでいることが主な原因だということです。
(越前屋・仕入統括部 稲岡総司部長)
「もうほとんどの商品に(値段が)プラスされてるんじゃないですか。ベースになる原油の価格が上がってしまうと、送料が上がる、いろいろ上がるという部分でコストが上がってしまう」
買い物客からは嘆きの声が聞かれます。
(買い物客)
「もろに生活に響いてくる。毎日使うものがほとんど値上がりになってくるので」
「大変ですよ。だからいろいろ計算しながら買っているんですよ」
一方で今が狙い目の商品もあるといいます。取材した日は、タラの白子が半額以下の780円(税抜)に。新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店の時短営業などの影響で、余った食材が値下がりしているといいます。
(越前屋・仕入統括部 稲岡総司部長)
「コロナの影響で普段やったら2000円近くするやつでも半額以下になっていますよね。もの(物価)が全体的に上がっているなかで、飲食の方が使われるような食材がどうしても若干余ってきてるので、狙い目ですね」
今後も続きそうな値上げ。上手なやりくりが必要になりそうです。
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