大阪・コロナ発生届の遅延を想定『自己申告で宿泊療養施設に入所可能に』電話で連絡を(2022年1月31日)

大阪・コロナ発生届の遅延を想定『自己申告で宿泊療養施設に入所可能に』電話で連絡を(2022年1月31日)

大阪・コロナ発生届の遅延を想定『自己申告で宿泊療養施設に入所可能に』電話で連絡を(2022年1月31日)

新型コロナウイルス対策をめぐり、1月31日、大阪府の吉村洋文知事は“重症病床の使用率が実質4割を超えたら緊急事態宣言を要請すべき”との考えを示しました。

 (大阪府 吉村洋文知事)
 「大阪モデルの赤信号の重症病床基準は40%です。ここに達するようなことがあれば緊急事態宣言を要請すべきだと思っています」

 大阪府が確保する重病病床は612床で、1月30日時点の重症患者は50人となっています。ただ、新型コロナウイルスの症状は軽症や中等症でも重い疾患などで重症病床で治療を受ける患者は44人いて、その数を合わせると実質的な重症病床使用率は15.4%になります。

 大阪府の1月31日の新規感染者は6243人です。30日時点で軽症や中等症などと合わせた全体の病床使用率は67.4%に上っています。

 また吉村知事は、2月1日から患者が「自宅待機SOS」に電話して陽性が確定したことを申告すれば、発生届の確認ができなくても宿泊療養施設に入所することができるよう変更する考えを示しました。感染者の急増に伴い発生届が遅れているための対応だということです。

 (大阪府 吉村洋文知事)
 「発生届そのものが遅れる可能性もこれだけ陽性者が多いと出てきます。発生届が出ていなくてもホテルに入所できる仕組みに変えていきます」

 【自宅待機SOS】
  電話:0570-055221(24時間受付)

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