東京都 病床使用率50%目前「緊急事態宣言」要請の検討は?「自宅療養サポート」も始まる

東京都 病床使用率50%目前「緊急事態宣言」要請の検討は?「自宅療養サポート」も始まる

東京都 病床使用率50%目前「緊急事態宣言」要請の検討は?「自宅療養サポート」も始まる

31日に東京都で発表された新たな感染者は、1万1751人でした。月曜日としては過去最多で、先週からおよそ1.4倍に増えています。

病床使用率は49.2%で、小池知事が緊急事態宣言の要請を検討するとした病床使用率50%は目前です。緊急事態宣言について都の幹部は・・・

都の幹部
「まん延防止措置から10日あまりでは効果がまだ分からない。とにかく感染者数を減らしたい」

自宅療養者も増え続けていて、30日時点で過去最多のおよそ6万5000人になっています。

職員
「東京都自宅療養サポートセンター、本日はどのようなお問い合わせでしょうか」

急増する自宅療養者の緊急対応として、東京都では31日から自宅療養者のうち、50歳未満で基礎疾患がなく、軽症、無症状の人は自分で健康観察をすることに。自宅療養者が体調不良を感じた際、電話で相談できる「自宅療養サポートセンター」も31日から始まりました。

東京都・福祉保健局 遠藤善也部長
「ご自身で健康観察をされる方からの体調の変化等があった場合、ご連絡を受けまして、必要な医療支援・健康観察につなぎます」

サポートセンターでは、24時間態勢での電話相談や食料品の配達・パルスオキシメーターの貸し出しも行います。午前中だけでおよそ6000件の電話があったということです。

病床使用率はあす2月1日にも50%を超える見通しで、小池知事はどう判断するのでしょうか。(31日17:24)

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