老人ホーム入居者が職員殺害…遺族が“施設を提訴”(2023年2月3日)

老人ホーム入居者が職員殺害…遺族が“施設を提訴”(2023年2月3日)

老人ホーム入居者が職員殺害…遺族が“施設を提訴”(2023年2月3日)

 おととし11月、ヘルパーだった榊真希子さん(当時68)は、大阪市平野区の老人ホームで1人で夜勤中、入居者の男(当時72)に金づちで殴られ、殺害されました。

 男は直後に自殺し、容疑者死亡のまま書類送検され、不起訴となっていて、榊さんの遺族は2日、「施設側の安全対策が不十分だった」として、施設側におよそ3900万円の損害賠償を求めて提訴しました。

 訴状によりますと、男は事件の3日前にも、別の入居者を殴ったり蹴ったりして、けがをさせていたということです。

 榊さんの長女:「(事件3日前の暴行は)結構、激し目に殴ったりとかしていたみたいなので。注意喚起を本当にしていたのかな」

 施設側の代理人弁護士は提訴前の取材に対し、「事件の中身は、第三者にお話しできません」と応じています。

(「グッド!モーニング」2023年2月3日放送分より)
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