【“スマホ依存”解消へ】スマホ預けてホテルに滞在 瞑想や照明で整え…

【“スマホ依存”解消へ】スマホ預けてホテルに滞在 瞑想や照明で整え…

【“スマホ依存”解消へ】スマホ預けてホテルに滞在 瞑想や照明で整え…

スマートフォンの使いすぎで、心身に影響が出ている人が増えているといいます。依存しすぎると、生活に支障が出るような“スマホ認知症”になることもあるといいます。そんな中、あえてスマホを手放す“脱スマホ”の動きが広がっています。旅館や大手メーカーの取り組みを取材しました。

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私たちの生活に欠かせないものとなったスマートフォン。1日にどれくらい使うかを街で聞いてみました。

20代
「だいたい5、6時間くらい」

30代
「5時間くらい、トータルで」

60代
「(仕事で)ほぼ1日中使っています」

60代
「(通知音が鳴ると)ついつい。別に今見なくてもいいんだけど、見るクセがついちゃって」

「おくむらメモリークリニック」の奥村歩医師によると、スマホを利用しすぎることで脳に疲れがたまり、頭痛や肩こりなど体だけでなく、イライラや不安といった心にまで影響が出るといいます。

さらに、依存しすぎると、生活に支障が出るような“スマホ認知症”になることもあるといいます。

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こうした中、都内の旅館が導入したのは脱デジタル滞在プランです。番組スタッフが体験してみました。
 
日本旅館 星のや東京 木村文香支配人
「お持ちのデジタル機器をこちらの中にお入れくださいませ」

滞在中はスマホなどの電子機器を預けて、あえて使えないようにします。(脱デジタル滞在プラン 1名:8万2280円 ※宿泊料別)

もちろん、部屋にテレビはありません。そして浴衣に着替えて行うのが、目を閉じて考えをめぐらす黙想(もくそう)です。

体験した番組スタッフ
「音も静かで、お香のにおいもあってすごく心が落ち着きます」

さらに、没頭するために行うというのが、あの坂本龍馬も学んだ北辰(ほくしん)一刀流の剣術稽古です。

日本旅館 星のや東京 木村文香支配人
「剣術を実際に体験していただくことで、心身ともにリラックスしていただくような」

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“脱スマホ”は、ほかでも行われていました。大手化粧品メーカーが銀座の店舗に導入したのは、瞑想(めいそう)状態を体験できるという装置です。

SHISEIDO Global Brand Unit OMOグループ 平山友哉マネージャー
「お客さまの五感を使って瞑想をしていただくというプログラム」

スマホなどの持ち物を預けて、近未来的な雰囲気の空間に並んだカプセルの中に入れば、自然の音やアロマなどで心を落ち着かせて、集中力を高める効果を期待できるといいます。

SHISEIDO Global Brand Unit OMOグループ 平山友哉マネージャー
「この空間に入って、自分と向き合う時間を作ってもらうということが大切なポイントだと」

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そして、睡眠不足など生活の乱れにもつながる“スマホの使いすぎ”に対応したのは大手家電メーカーです。照明で生活のリズムを整えることに着目しました。

パナソニックの「パルックLEDライフコンディショニングシリーズ」は、自分の生活にあわせて自動で明るさや色が変わるだけではなく、設定すれば、照明についたスピーカーから、天気予報などの情報を知らせてくれます。さらに、気持ちを落ち着かせるための瞑想までサポートします。

パナソニック・ライティング商品・マーケティング担当 水田健介さん
「在宅時間が長くなったことで、生活リズムしっくりこないなという方には、光と音で暮らしってこんなに変わるんだということをご体感いただきたい」
(2023年2月1日放送「news every.」より)

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