特殊詐欺グループ4人を8日の大統領訪日までに同時に強制送還する方向で調整　フィリピン当局｜TBS NEWS DIG

特殊詐欺グループ4人を8日の大統領訪日までに同時に強制送還する方向で調整　フィリピン当局｜TBS NEWS DIG

全国で相次ぐ強盗事件に関与した可能性のある特殊詐欺グループの4人について、フィリピン当局は一週間後の大統領訪日前までに4人同時に強制送還する方向で調整に入っています。現地から中継です。

こちらの入管施設に収容されている特殊詐欺グループの4人の送還のハードルになっているのがフィリピンで進む裁判です。

フィリピン政府としては一週間後に控えた大統領の訪日までに、なんとか実現させたい方針ですが、渡辺優樹容疑者ら3人は現在、裁判の手続きが進行中で、すぐには送還できない状態となっています。

昨夜、法務省の関係者はJNNの取材に対し、2人がきょう午後、マニラ郊外の家庭裁判所で事情を聞かれる予定だと明らかにしました。

事件を棄却できるかどうか判断するためだとみられますが、4人の強制送還をめぐるフィリピン側の方針が刻一刻と変わっていて見通しは不透明です。

一方、身柄の移送のため、捜査員を派遣する警視庁の幹部はその時期について、「今週金曜以降か、可能ならば来週月曜以降がいい」と慎重な姿勢を見せています。

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