遺族「正当防衛という言葉に唖然」8年前の事件…再捜査申し入れ『検察に退けられる』(2023年1月30日)
8年前に当時27歳の女性が死亡して逮捕された元交際相手が不起訴となった事件で、再捜査の申し入れが検察から退けられたことを受け、今年1月30日に遺族らが会見を開きました。
2015年、有友尚子さん(当時27)は元交際相手の男性とタクシーで口論となり、車外に出た直後、路上に倒れ、その後死亡しました。
【ドライブレコーダーの映像より 2015年】
(有友尚子さん)「やめてもう。腕折られるのも嫌やから、殺されるのも嫌」
警察は男性が暴行したなどとして逮捕しましたが、神戸地検尼崎支部は「死亡との因果関係」を立証できず男性を不起訴にしました。一方、民事裁判では医師の意見書を根拠に死亡との因果関係が認められました。
そうしたことなどから遺族らは去年7月、検察に再捜査を求めました。しかし、検察は今年1月25日、「男性の正当防衛の可能性が否定しきれない」として、申し入れを退けたということです。
(尚子さんの母・有友裕子さん 1月30日)
「(これまでに)『正当防衛』という言葉は一言も出てこなかったので、唖然としました」
遺族は再び再捜査の申し入れをする方針です。
神戸地検尼崎支部は申し入れを退けたことについて、「遺族に伝えた通り」としています。
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