環境省のPFAS専門家会議を初開催 最新の国内外の状況や対応などを話し合う(2023年1月30日)
環境省は30日、人体に有害な可能性のある有機フッ素化合物=PFASについて、最新の国内外の状況や対応などを話し合う専門家会議を初めて開催しました。
PFASは、高濃度だと人体に有害な可能性があるとされています。
環境省の2021年度の調査では、PFASの一種PFOS・PFOAが、全国13都府県の河川や地下水など81地点で国の暫定目標値を超えていたことが分かっています。
また、アメリカ軍の排水処理施設や泡消火設備の誤作動から海や川への流出も相次いでいます。
こうしたことから環境省は、住民らに不安が広がっているとして今月30日、最新の国内外の状況やそれを踏まえた対応などを話し合う専門家会議を初めて開催しました。
環境省の担当者は、PFASについての知見が定まらないなかでの専門家会議の意義を強調しています。
環境省水環境課・大井通博課長:「現在進行形の問題だと認識しているので、なるべく早くご検討頂いて、正しい情報を正しく理解して頂くことが大事」
環境省は、専門家会議での内容を少なくとも年内には何らかの形でまとめたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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