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コロナ『5類移行』で医療現場「往診にも影響か」「今の設備では追いつかない」の声も(2023年1月27日)
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけをめぐり、政府が5月8日から「5類」へ移行する方針について、医療機関はどのように考えているのでしょうか。話を聞きました。
大阪市生野区の葛西医院。2020年10月から駐車場に発熱患者専用の診療スペースをつくり、コロナ患者を診てきました。検査は現在、公費で賄われていますが、5類への引き下げで変わる可能性があるといいます。
(葛西医院 小林正宜院長)
「費用負担がでてくる可能性がある。(これまでは)『熱が出ているから検査しますね』とスムーズにできていたんですけれども、『費用がかかるんだったらやめようかな』ということもでてくるとは思います」
また、現在は発熱外来などでコロナを診療する医療機関には診療報酬の加算が行われていますが…。
(葛西医院 小林正宜院長)
「段階的におそらく減っていくだろうと思います。発熱患者さんを今まで5人診たらこれくらいの診療報酬があった、というのが減りますので、そういった部分はデメリットになると思いますけれども、一般的な感染症になりつつありますので、それをずっと特別な加算報酬をもらい続けるというのも少し違和感があるかなと思っています」
小林院長は自宅療養中のコロナ患者の往診も行っていますが、そこにも影響が出そうだと話します。
(葛西医院 小林正宜院長)
「診療報酬の加算がついたり、行政によっては協力金が出たりします。そういったものが減りますので、往診の診療報酬の減額になる」
大阪市浪速区にある富永クリニック。通院する患者は高齢者や基礎疾患がある人も多いため、発熱患者の受け入れについては、これまでかかりつけ患者のみとしてきました。
屋外に設けられた発熱患者専用のスペース。対応できるのは1人だけです。
(富永クリニック 稲岡祥治内科部長)
「(Q院内は通らずに外から来ていただく?)そうですね。いまは寒いですが」
1月は27日時点で13人の患者をここで診療しましたが、コロナが5類に引き下げられると、いまのままでは対応できないと話します。
(富永クリニック 稲岡祥治内科部長)
「いまのところ患者さんが少ないので対応できているのですが、今度、一般の患者にも対応しようとなると、もう体制・環境を変えていかないといけない。今の設備では追いつかないと思います」
季節性のインフルエンザと同じ扱いの5類。この病院では、インフルエンザの診療は感染対策をした上で院内で行っていますが、コロナの診療を同様に行うのは難しいと話します。
(富永クリニック 稲岡祥治内科部長)
「(新型コロナウイルスは)軽症ですめば対症療法、解熱剤等で自然に治るんですが、基礎疾患が悪化して亡くなられる方も実際大勢おられますので、しっかりそれを診てあげないといけないと思います。(Q2類相当から5類に移行することについては?)必要なことだと思っています。重症化される基礎疾患のある方・高齢者をどう守りながら診療するかということを、我々も取り組まないといけないと思います」
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