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「助けてくださいよ…」不作ノリ養殖場に“追い打ち寒波″壊滅状態に(2023年1月27日)
業者からは「仕入れができない」と悲鳴が上がっています。不作に悩む海苔(のり)養殖場を最強寒波が直撃。暴風雨や波の影響で柱が倒れ、網が絡まる被害を受けました。
日本有数の海苔の産地・有明海を進む船。寒気の影響で被害を受けたという現場の視察に向かいます。
熊本県漁連関係者:「見てごらん…網がないじゃないですか…」
そこにあったのは、見るも無残な現実でした。海苔の養殖場は、網を支える支柱は折れ曲がり、網も壊れている状態。漁連関係者から出るのは落胆の声ばかり。
熊本県漁連関係者:「きのう、おとといぐらいから、ここは出荷する予定だったんですよ。たった一晩です、一晩でやられました」「もう再起不能ですね。修理もできないし…」
今回の災害は、日本の海苔の供給に今後、大きく影響する可能性があります。
日本有数の海苔の産地・有明海の養殖場が今、危機を迎えています。寒気による暴風雨で一夜にして、養殖場が無残に壊れた状態に。
熊本県漁連関係者:「今まで経験したことのない暴風雨ですね。この冬場に初めてですね。『生産』については、保険があるんです。こういう『施設関係』については全然、保険はないんです。だから困っているんですよ。だから、来年また同じように仕事ができるか?というのは、なかなか大変ですね」
新しい養殖場を作るには、設備投資に莫大な費用がかかることになります。
熊本県漁連関係者:「もう収穫はできないし、施設はバラバラだし…。なんとか助けて下さいよ…」
全国的な海苔の不作が続くなかで、収穫シーズンに有明海を襲った悲劇。小売店も不安を抱えています。
横浜市にある明治27年創業の海苔屋さん。今、歴史的な品不足に苦労しているそうです。商品のパッケージには、タレントの出川哲朗さんの実家の海苔店です。
蔦金商店・出川雄一郎社長:「今季は本当に大変。海苔の凶作。産地によっては2割から3割、良くても5割とれているかな?という状況。それに伴って、値段ばっかりドンドン跳ね上がって、本当に今、大変なことになっています」
蔦金では海苔の乾燥から加工、商品化まで行っています。原料の海苔は、まず入札で仕入れるわけですが。
蔦金商店・出川雄一郎社長:「わずかながらの海苔を集中して買い付けが行われる。ほとんど大手さんに買い付けられてしまって、正直に言って、我々みたいな所は買うこともできない、買えないっていう状況です」
起こっているのは入札での海苔の争奪戦。この先の不安を隠せません。
蔦金商店・出川雄一郎社長:「今年がね、この先、有明をはじめ、とんでもないことになっているので、果たして『うまく仕入れができるかな?』というのが、かなり心配です」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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