【女子高校生殺害事件めぐり】SNS投稿で遺族を”侮辱” 仙台高裁裁判官に賠償命令
SNSなどへの投稿内容をめぐり、事件の遺族が仙台高裁の裁判官を訴えた裁判で、東京地裁は27日、裁判官に44万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は2015年、東京・江戸川区で女子高校生が殺害された事件をめぐり、仙台高裁の岡口基一裁判官がSNSなどに投稿した内容により精神的に苦痛を受けたなどとして、女子高校生の両親が損害賠償を求めていたものです。
27日の判決で、東京地裁は岡口裁判官に44万円の支払いを命じました。
東京地裁は、複数の投稿のうち「遺族は俺を非難するように洗脳されている」などと書き込んだものについて、「事実に反し、人格等を否定する侮辱的表現」と判断しました。
また、ほかの投稿についても「現職裁判官に課せられた義務に違反する不適切な行為」と指摘しましたが、賠償責任は認めませんでした。
事件の被害者の父「率直にいうと、残念という方が強いと思います」
事件の被害者の母「娘の名誉のためにも、私たちの名誉のためにも、最後までやりきりたい」
遺族は今後、控訴するかどうか検討するということです。
(2023年1月27日放送)
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