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今年“7回目” 北朝鮮が「飛翔体」発射・・・狙いは?(2022年1月30日)
北朝鮮が30日朝に飛翔(ひしょう)体を発射しました。最新の状況をソウルから報告です。
(井上敦記者報告)
韓国は29日から旧正月の5連休で、1年で最も重要な連休中の発射となりました。
ただ、北朝鮮による挑発行為は続くとみられていたことから、韓国メディアも今年7回目の発射を淡々と報じています。
韓国軍によりますと、北朝鮮は30日午前7時52分ごろ、北部の慈江道(チャガンドウ)・舞坪里(ムピョンリ)付近から日本海に向け中距離の弾道ミサイル1発を高角度で発射したということです。
北朝鮮は19日の会議で、アメリカとの信頼関係構築を見直すと宣言し、核実験やICBM=大陸間弾道ミサイルの発射再開も示唆しています。
一方、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、NSC=国家安全保障会議で「北朝鮮はこれまで対話の意志を示し、核実験やICBM発射を中断してきたが、今回の発射で中断の破棄に近付いたと考えられる」と述べています。
北朝鮮が異例のペースで発射を繰り返す背景には、制裁解除に期待した米朝対話に具体的な進展がないまま発足1年が過ぎた「アメリカ・バイデン政権」に譲歩を促す狙いがあるとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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