灯油の注文1.5倍 凍結防止グッズも…備え着々 東京25日も“氷点下”予想(2023年1月24日)
10年に一度と言われる強烈な寒波が列島を襲っています。
雪の範囲は北海道から九州まで広い範囲に及び、岡山県では、気象台が「顕著な大雪に関する気象情報」を出し、警戒を呼び掛ける事態となっています。
24日の都心の最高気温は11.8度と、23日より5.7度も上昇。しかし、日が暮れると、一気に気温が下がりました。
東京では、25日朝にかけて冷え込み、最低気温は-3度の予想です。
東京・八王子のホームセンター『コーナンぐりーんうぉーく多摩店』では、入口入ってすぐの所に、雪予報のポップが出され、その付近には様々な種類の雪かきスコップが揃えられています。
スコップを購入した客:「(家の前が)坂になってて、学童児が通るの。雪を除けてあげたいなと思います。25日は特別(寒い)と言ってるんで…」
水道管の保温チューブを購入した客:「これを買いに来たんです。水道管の凍結防止です。初めて買います。今回、寒波がすごいから。事前に備えてくださいって。破裂したら大変です」
水道管の保温チューブや保温テープが売れ、なかには、品切れになる物もありました。
『コーナンぐりーんうぉーく多摩店』坂本仁史さん:「スコップの売れ行きは全体的にいい。東京・神奈川県内の店舗を含め、229.6%と前年比を大きく上回り、かなり売り上げも上がってきている。寒波の予報もあり、(水道管の)凍結防止ヒーター用保温テープが売れた。再発注しているが、現状、在庫が1点しか残っていない」
雪が降った路面は、凍結が心配されます。そのため、シューズショップでは、こんな物が売れています。
『靴のマルタカ』高橋知大さん:「普段でも使える防水スプレー、温かい中敷き、取り付け可能のスパイク。年配のお客様が多い。朝方アイスバーンになりやすいので、滑るのを気にされるお客様が多い」
八王子の25日の最低気温は-7度と予想されています。
夜になり、関東でも雪が…。茨城県水戸市では、大粒の雪が体に吹き付けるように降りました。
水戸では今季初の積雪で、午後7時現在、7センチを観測しています。
灯油の訪問販売をしている会社。東京・立川地区の24日の売り上げは、先週に比べて1.5倍となりました。
灯油を買った住民:「両方使ってる。エアコンと。電気代が高くなったから、灯油に変えた。やっぱり(灯油の)使う量は多くなってる。普通だったら、1週間で1缶だけど、5日くらいしかもたない。(24日は)一気に温度が下がる。気温がね。だから、もう寒い…」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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