リベンジ消費?“中国のハワイ”大混雑、島の免税店には人の海が… 春節の賑わいにも明暗|TBS NEWS DIG
「ゼロコロナ」政策が終了し、4年ぶりに行動制限のない「春節」を迎えた中国。海外への団体旅行の一部解禁を前に国内のリゾート地は盛り上がっていますが、課題も見えてきています。
中国南部にある海南島。年間を通して温暖な気候が続き、“中国のハワイ”とも呼ばれています。ゼロコロナ政策が終わり、4年ぶりに自由に移動できる「春節」を迎える中、ビーチは大混雑になっています。
「楽しかった!やっと遊びに出られました」
海へと続く道も大渋滞が起きていました。さらに…
記者
「島の免税店に来ています。とにかく人が沢山いて、どの店にも長い列ができています」
耐えに耐えてきた、ここ数年の“リベンジ消費”なのか、島の免税店は、まさに人の海です。
「1人10万元(約200万円)が制限だよね。もう1万元(約20万円)の時計を買った」
しかし、これとは対照的に市内の商業エリアは閑散としていました。9年前から市内で日本料理店を営む瀬戸川さん。新型コロナの感染を恐れているのか、今も外食をする人は少なくなっているといいます。
市内で日本料理店を営む瀬戸川さん
「(売り上げは)例年の4分の1。本当に悪い。(コロナ対策の緩和で)お客さんが喜んで来ると思っていたけど、全然反対だった」
回復しつつあるようにも見える中国経済ですが、きのうの中国国務院の発表によると、春節初日の移動者数は去年よりは増えたもののまだまだコロナ以前の半分ほどです。
一方、来月6日からは海外への団体旅行が一部解禁される中国。ただ、対象国に日本は含まれていません。どう思うか、尋ねてみると…
「日本はもちろん行きたい。中国と日本は隣国同士だし、同じ東アジアなんだから仲良くしないと」
自由な海外旅行も含むコロナ前の日常は、いつ取り戻せるでしょうか。
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