ステルス・オミクロン「感染力1.5倍以上」欧米で研究(2022年1月29日)

ステルス・オミクロン「感染力1.5倍以上」欧米で研究(2022年1月29日)

ステルス・オミクロン「感染力1.5倍以上」欧米で研究(2022年1月29日)

 「ステルス・オミクロン」と呼ばれる新型コロナのオミクロン株の亜種について、アメリカやヨーロッパでその実態が少しずつ明らかになってきました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは28日、アメリカでオミクロン株の亜種が100件ほど確認されたことを受けて、すでに従来型に感染した人にはある程度の免疫があるとして急拡大しないだろうとの見解を報じました。

 一方、デンマークの研究機関は、国内の新規感染の半数以上が亜種で、「感染力は従来型の1.5倍以上だ」と報告しています。

 CNNによりますと、この亜種はオミクロン株が検出できる検査では認識できない場合があり、「ステルス・オミクロン」と呼ばれていますが、陽性かどうかは確認できるということです。

 また、イギリス当局は27日、ワクチンの追加接種から2週間の経過で、7割が発症を免れたとして、亜種にもワクチンの有効性があると明らかにしています。
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