学校生活も『ノーマスク』になるかも?生徒からは「ちょっと恥ずかしさはある」の声も(2023年1月20日)

学校生活も『ノーマスク』になるかも?生徒からは「ちょっと恥ずかしさはある」の声も(2023年1月20日)

学校生活も『ノーマスク』になるかも?生徒からは「ちょっと恥ずかしさはある」の声も(2023年1月20日)

岸田文雄総理大臣は1月20日、新型コロナウイルスを原則、今年の春に『5類』に引き下げることを検討するよう指示しました。マスク着用などの感染対策も見直す考えです。

 大阪市旭区にある常翔学園中学校。1月20日に行われていたのは、全学年が参加する年に一度の百人一首大会です。大きな声を発することはありませんが、札を取る生徒たちはもろちん、離れた場所で札を詠む生徒もみんなマスク着用です。

 屋内で開催される行事をはじめ、教室での授業などコロナ禍でマスクが当たり前となった学校生活。5類への引き下げと共に屋内でのマスク着用が原則不要となれば、学校生活もノーマスクとなるかもしれません。

 (常翔学園中学校・英語科 鳥居千恵先生)
 「生徒の顔がよく見えるので、やはりありがたいというかうれしいというか。英語を教えているんですけれども、生徒が英語を話すときの口の動きや表情がよく見えるようになるので、担当教員としてはうれしい方向かなと思っています」

 歓迎する先生に対して、生徒たちからは次のような声が聞かれました。

 (中学3年生)
 「正直ちょっと、とまどいがある」

 (中学3年生)
 「僕は(マスク)外さないと思います。ずっとマスクつけているんで、それが習慣になってしまっているんで、いきなり変えようとしてもちょっとまだ無理かなって感じです」

 (中学3年生)
 「うれしい気持ちはあるんですけど、マスクをつけていた時間が長かったので、やっぱりちょっと恥ずかしさはあります。マスクを外した顔が他人からしたら違うんじゃないかみたいな」
 「どう思われるのかとか不安もあるし。(Q一気にマスクなしとは?)あーそれは恥ずかしい。抵抗があります」

 岸田総理は20日午前、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけの見直しについて関係閣僚と協議。この春に季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げる方向で検討するよう指示しました。

 (岸田文雄総理 1月20日)
 「原則としてこの春に新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」

 引き下げの具体的な時期については「調整を引き続き行い、できるだけ早いタイミングで確認したい」と語りました。また「一般的なマスク着用の考え方など感染対策のあり方についても見直していくことになる」としています。

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