北京五輪開幕1週間前 中国「ハイテク」アピールに懸念も

北京五輪開幕1週間前 中国「ハイテク」アピールに懸念も

北京五輪開幕1週間前 中国「ハイテク」アピールに懸念も

開幕まで1週間に迫った北京冬季オリンピック。現地ではさまざまな場面でハイテクがアピールされていますが、欧米からは懸念の声も聞かれています。

記者
「北京の街なかには、オリンピックなどに合わせて巨大なモニターが設置されました。映し出されているのは、8Kの映像です」

臨場感あふれる映像を映し出すという最先端技術、「8K」の巨大モニター。北京市民の反応は上々です。

市民
「冬季五輪で多くの海外の人が、中国の科学の進歩を見られるのを誇りに思う」
「期待しています。もし五輪の試合が観られたら、立ち止まって観ます」

一般の人が、直接、大会を見られないこともあり、同様のモニターは中国各地に設置されているということです。

記者
「こちら北京の選手村にも続々と入村が始まっていまして国旗も増えています。あちら、ドイツの国旗です。選手でしょうか、部屋の中でトレーニングを行っています」

1週間後に開幕の北京オリンピック。いたるところで中国のハイテクがアピールされています。選手村には、VR=ヴァーチャルリアリティ技術を駆使したゲームが楽しめるエンタテイメント施設が。また、国営メディアは、先端技術は選手の強化にも活かされていると強調。スキー選手の最適なコース取りに活用されたのは、航空宇宙技術です。スピードスケート選手のスキル向上にも活かされているといいます。

「中国のウィンタースポーツ、ファイト」

習近平国家主席
「がんばれ」

習近平国家主席も大会の特徴だとPRする中国のハイテクですが、一方で欧米から出ているのは通信機器から個人情報を抜き取られるのではという懸念。欧米メディアは、オランダの選手らが個人所有のスマートフォンを中国に持ち込まないよう勧告されたと報じていますが、これに中国政府は。

中国外務省 趙立堅報道官
「根も葉もないことだ」

こうした中、アメリカ・バイデン政権は27日、中国の国有通信大手「チャイナ・ユニコム」のアメリカでの事業免許を取り消す方針を決定。安全保障をめぐる対立がサイバー空間にも及んでいる実態があらためて浮かびあがっています。(28日17:27)

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