緊急地震速報「連続取消」 原因はインドネシア地震(2023年1月19日)
18日午後3時ごろ、インドネシア付近で発生した地震を気象庁のシステムが沖縄県や台湾付近が震源の地震と誤り、緊急地震速報が2回、発表されました。
気象庁によりますと、午後3時11分に沖縄県与那国島の観測点で台湾付近を震源とするマグニチュード6.5の地震を検知したとして、緊急地震速報が発表されました。
6分後には沖縄県の城辺で宮古島近海を震源とするマグニチュード5.7の地震を検知したとして、再び発表されました。
いずれも「警報」よりも警戒レベルの低い「予報」でした。
気象庁はどちらも10秒ほどで取り消しましたが、その後の分析で、午後3時6分ごろにインドネシア付近で発生した地震が原因だと分かりました。
インドネシア付近の地震はマグニチュード7.2と比較的大きく、震源に近い沖縄県付近に地震波が到達したことから、システムが自動的に震源を誤って判断したとみられるということです。
気象庁はANNの取材に「緊急地震速報の仕組みのうえでは誤報も想定された処理で取り消すこともある」と説明しています。
画像:気象庁HPから
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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