遺族「やったことだけの罰は受けろ」神戸・男子高校生殺害事件 元少年を殺人罪で起訴(2022年1月28日)

遺族「やったことだけの罰は受けろ」神戸・男子高校生殺害事件 元少年を殺人罪で起訴(2022年1月28日)

遺族「やったことだけの罰は受けろ」神戸・男子高校生殺害事件 元少年を殺人罪で起訴(2022年1月28日)

12年前に兵庫県神戸市で男子高校生が殺害された事件で、当時17歳だった元少年が殺人の罪で起訴されました。

 2010年10月に神戸市北区の路上で高校2年生だった堤将太さん(当時16)を刃物で刺して殺害したとして、去年8月に愛知県豊山町に住む当時17歳だったパート従業員の男(29)が逮捕されました。

 その後、約5か月間にわたって男の精神状態を調べる鑑定留置が行われましたが、神戸地検は鑑定の結果やこれまでの捜査から「男に刑事責任能力がある」と判断して、1月28日に殺人罪で起訴しました。

 起訴を受けて1月28日、亡くなった堤将太さんの父・敏さんは次のように話しました。

 (亡くなった堤将太さんの父・敏さん)
 「『殺人罪で起訴してくれた』と思いました、素直に。今から罪の意識を持って、償って、反省してということは僕らはもう言いません。やったことだけの罰を受けろと」

 男は将太さんとは面識がなかったということですが、神戸地検は男の認否や動機などについては明らかにしていません。

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