大阪「みなし陽性」導入へ 感染者の同居家族等で症状あれば“検査なし”で医師が診断(2022年1月28日)
新型コロナウイルスの対応をめぐり、大阪府の吉村洋文知事は、検査なしで医師の判断で陽性かどうかを診断する「みなし陽性」を導入する考えを示しました。
1月28日、大阪府では新たに過去最多となる1万13人の陽性が確認されました。また5人の死亡が発表されました。重症患者は47人ですが、コロナの症状は軽くても持病の重い疾患などで重症病床での治療が必要な患者が54人いて、あわせると重症病床の使用率は16.5%となっています。
吉村知事は感染の急拡大を受け、28日から、濃厚接触者の可能性がある人のうち、感染者の同居家族などで症状がある場合については、検査を受けずに医師の診断で陽性を診断する「みなし陽性」を導入する考えを示しました。
(大阪府 吉村洋文知事)
「陽性と判断するのは濃厚接触者の中でも同居の家族等に限るということで進めていきます」
また大阪府は、1月31日に大阪・南港のインテックス大阪で稼働する大規模医療・療養センターの運用について発表しました。対象となるのは大阪府内に住む原則40歳未満の人で、自宅で感染症対策がとれないコロナの軽症や無症状の人です。医師や看護師が常駐し、宿泊料金や3食の弁当代は無料。専用のタクシーで自宅から搬送するということです。
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