【悲痛なSOS】「ダレカキテ…」入館者ゼロの水族館 “クラゲ世界一”なのに…なぜ?(2023年1月17日)
「ダレカキテ…」。“世界一”のクラゲ水族館がなぜか悲痛な訴えで注目が集まっています。一体、何があったのでしょうか。
ゆったりと漂うクラゲ。山形県にある「加茂水族館」はクラゲの展示数世界一を誇ります。その数は約80種類。そのクラゲを目当てに、コロナ禍の前は年間で70万人以上が訪れました。ちなみにクラゲを使ったクラゲラーメンやクラゲアイスも人気です。さらに2019年に恋人の聖地に認定され、定番の南京錠を掛けるモニュメントはクラゲの形をしています。
クラゲ推しの加茂水族館が先週、SNSに投稿したつぶやきがクラゲファンの間で話題になっています。
鶴岡市立加茂水族館のツイッター:「1月10日10:00 入館者0人 ダレカキテ…」
このツイートを投稿した担当者は…。
加茂水族館クラゲ担当・池田周平さん:「午前10時からクラゲのお話というイベントを行っているが、その時、私が担当で、入館者が0だった。『誰か聞いてほしいな』という思いで、あの投稿をした」
クラゲ世界一の水族館が入館者0人、その訳は…。
世界一のクラゲ水族館。まさかの入館者が0人で、SOSをネットに投稿。
しかし、結果は…。
鶴岡市立加茂水族館のツイッター:「本日二回目のクラゲのお話も0人でした…」
入館者数0人のその理由は…。
加茂水族館クラゲ担当・池田周平さん:「月山という山が近くにあるが、この地帯が豪雪地帯。それを車で行き来するのが非常に大変」
加茂水族館があるのは鶴岡市。海沿いにあり、この時期でも雪は、それほどつもりません。しかし、仙台市などから車で加茂水族館へ行こうとすると、月山周辺の雪の多い地帯を通らないといけないのです。
先月に取材した月山周辺の地域では、積雪が2メートルを超えていました。そんななか、加茂水族館が行っている無料のクラゲ動画の配信に来館できないクラゲファンから、こんな支援があるといいます。
加茂水族館クラゲ担当・池田周平さん:「無料配信だが、もしよければスーパーチャット、投げ銭で応援頂いて、投げ銭してもらったお金はすべてクラゲの餌(えさ)代に使っている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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