東京都心で“この冬一番の寒さ” 冷たい雨で「鍋イベント」ににぎわい(2023年1月16日)
16日は関東で冷たい雨となり、東京都心などで冬に逆戻りの厳しい寒さとなりました。東京や千葉の日中の気温は17日も1桁が予想され、この週末からの寒暖差に注意が必要です。
画面が真っ白になるほどの密度の濃い雪。一夜にして銀世界に変わったのは北海道の釧路市です。まとまった雪で今シーズン一番の積雪となりました。市内の小学校は16日が3学期の始業式です。
70センチの最深降雪を記録した北海道・小樽市です。外国人観光客がパウダースノーを楽しむ一方で、地元の人は雪かきに追われていました。
住民:「(Q.雪かきは体にこたえる?)こたえるさ。1日3回かくんだよ。入っている車出たりするから、そのために雪かきする」
関東は冷たい雨が降り、肌寒い1日となりました。週末まで東京の最高気温は10℃を超えていましたが、16日は一気に7.7℃まで急降下。戸越銀座商店街のおでん店には。
客:「寒いと思う、だいぶ…。雨がやっと止んでくれたのでありがたいけど、寒い日におでんはさらにおいしく感じる」
一方、横浜でにぎわっていたのが。日本各地の「ご当地鍋」を堪能できるイベントです。開催は今年で7回目、例年20万人が訪れます。
客:「おいしいですね、どれにしようか迷う」「寒いけど温かい鍋を食べられてちょうど良いですね」「寒かったので、雨が降っていて。温かい鍋に誘われますね」
横浜は日中、雨雲が広がり、今シーズン最も寒い1日となりました。
温もりを求めてにぎわうスポットがある一方で、休業を余儀なくされる所も。今月いっぱいでの休業が決まった岐阜県下呂市にある日帰り温泉施設です。300年以上の歴史を持ち、源泉掛け流しの湯を楽しむことができる天然温泉。炭酸泉の元湯は無色透明ですが、時間と共に茶褐色に変化します。温泉シーズンもこれからという時になぜ、休業することになったのでしょうか。
ひめしゃがの湯エリアマネージャー・倉田誠さん:「23℃の湯を38℃まで加温して掛け流すので、本当に経費がかかる。電気代が約3倍、灯油代が1.4倍になった」
背景にあるのは燃料代の高騰です。源泉の温度は23℃のため、ボイラーで38℃まで温めています。そのボイラーを動かすための燃料代が値上がりしているのです。
ひめしゃがの湯エリアマネージャー・倉田誠さん:「先が見通せないので、このまま営業するだけ赤字がかさむので苦渋の選択で社長が判断した」
施設側は燃料代が落ち着きをみせたら、営業を再開させたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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