夫婦げんかの末…夫は「灯油を…」妻は「ライターで…」自宅放火か 男性死亡、息子か(2023年1月15日)
14日、和歌山市で住宅が全燃する火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。そして、この火事を巡っては36歳の夫と50歳の妻が放火の疑いで逮捕されました。夫婦げんかの末に火を放ったとみられています。
激しく立ち上る炎と黒煙。午後6時ごろ、和歌山市の住宅で「1階のリビングから出火している」と家の住人から消防に通報がありました。消防車などが駆け付け、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、付近の住宅2棟にも延焼しました。
焼け跡からは男性1人の遺体が見つかりました。この家に住む20歳ぐらいの息子とみられています。しかし、この火事、単なる失火によるものではありませんでした。放火の疑いで逮捕されたのは住人の夫婦・前田翼容疑者(36)と妻の志保容疑者(50)です。3人に一体、何があったのでしょうか。
近所の住民:「男性の怒鳴り声や女性が泣く声が聞こえたこともあった」
最近は、聞くことがなかったという怒鳴り声。しかし2人は夕方、生活面のことで自宅1階のリビングで口論。夫婦げんかの末、夫の翼容疑者がタンクの灯油を部屋にまき、そして妻の志保容疑者が火を付けたということです。火は瞬く間に燃え広がったとみられ、2人は家の外の逃げたということです。火事のあった時に息子とみられる男性は1階リビングにはおらず、別の部屋にいたとみられています。警察の調べに対し、2人は。
夫・前田翼容疑者:「灯油をまいたことに間違いありません」
妻・前田志保容疑者:「火を付けたことに間違いありません」
警察によりますと、2人は容疑を認めたうえで、夫の翼容疑者が給料を自分の欲しいものに使うことや自分勝手な性格に妻の志保容疑者が腹を立てて夫婦げんかになったと話しているということです。警察は、火災現場から見つかった遺体の身元の確認を進めています。
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