賠償金について赤木さん妻『佐川さんに一定額を請求してほしい』…国は“負担求めず”(2022年1月28日)
森友学園をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の元職員の妻が起こした裁判。国側は賠償金を支払うことで裁判を終わらせ「元理財局長に負担を求めない」としたことに対して、元職員の妻は「元理財局長に一定額を請求してほしい」と話しました。
近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)は、公文書の改ざんを苦に2018年に自殺。妻の雅子さんは国と当時の佐川宣寿理財局長を相手に損害賠償を求めて裁判を起こしました。しかし去年12月、国は賠償金約1億700万円を支払うとして裁判を終わらせました。そして賠償金の支払いについて鈴木財務大臣は「国が個々の職員に対して求償権を有するものとは考えていない」として、佐川氏に負担を求めない考えを示しました。
これについて赤木さんの妻・雅子さんは次のように話しました。
(赤木雅子さん)
「佐川さんの指示があったから改ざんは行われたと思うので。ぜひ佐川さんにある程度一定額を請求してほしい」
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