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国内でコロナ初確認から3年 発熱外来はいまだひっ迫状態(2023年1月14日)
新型コロナの感染者が国内で初めて確認されてから15日で3年です。ワクチンや検査キットが普及した今も逼迫(ひっぱく)する発熱外来の現状を取材しました。
本厚木かかりつけクリニック・笹生正樹院長:「マスクをね、口だけ隠して頂いて、鼻だけ失礼しますね」
クリニックの発熱外来には正月休み明け、一日で200人近くが訪れ、そのうち7割が新型コロナと診断されました。
本厚木かかりつけクリニック・笹生正樹院長:「第7波と同じか、それを超えるぐらいの数がやっぱり増えてきているんじゃないかなと。インフルエンザの患者がそこに混ざってきているので」
クリニックでは去年秋に緊急承認された、国産初の新型コロナの飲み薬も処方しています。
軽症者にも使える薬ですが、発症から3日以内の服用が必要で医師が処方を断るケースも。
本厚木かかりつけクリニック・笹生正樹院長:「72時間以内じゃないとあんまり効果が強くないので、普通のお薬だけでの治療がいいんじゃないかなと思っています」
ただ、ワクチンや検査キット、そして治療薬とコロナに対抗する手段は増えてきています。
本厚木かかりつけクリニック・笹生正樹院長:「コロナの検査キットを自分で購入して、自分で診断をつけて、お薬だけをちゃんと市販で買えるもので使用を自分でして頂いたりですとか。そういったことへの知識は、7波と8波ではかなり違うのかなと」
しかし、医療の逼迫度合いは第7波と変わらないと言います。
本厚木かかりつけクリニック・笹生正樹院長:「現場としては、やはりまだ発熱外来の数が僕らとしては、もう少し多くてもいいのかなと。すぐに診てあげられないぐらいの患者の数、すごく多くなってきているというのは今、逼迫状況としては感じています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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