トランプ氏一族の企業に「罰金2億円払え」 脱税などの罪でNY州裁判所(2023年1月14日)
アメリカのトランプ前大統領の一族が経営する企業に対して、ニューヨーク州の裁判所は脱税などの罪で2億円余りの罰金を言い渡しました。
ニューヨーク州の地裁は13日、「トランプ・オーガニゼーション」について「10年以上にわたって大規模な詐欺行為を働き、利益を得ていた」などと指摘しました。
役員報酬の脱税など合わせて17の罪で有罪となったことや、こうした不正行為が長期間にわたって行われていたことから、ニューヨーク州の規定で最高額となる161万ドル=およそ2億円の罰金を言い渡しました。
ニューヨーク・タイムズは「痛烈な非難であり、最大限の処罰だ」と伝えています。
トランプ氏自身は刑事責任を問われていないものの、出馬を表明している次の大統領選挙に影響を与えそうです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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