コロナ禍で大人気“駅弁祭り” 兵庫県警との“異色コラボ”も…その狙いとは?(2023年1月13日)
タコがぎっしりと詰まっている人気の駅弁と警察の「異色コラボ」が注目を集めています。その狙いとは一体、何なのでしょうか。
東京・新宿の京王百貨店で開催中の“駅弁祭り”「元祖有名駅弁と全国のうまいもの大会」。九州の高級観光列車「ふたつ星」で限定発売の弁当をアレンジした佐賀牛などが入った「ふたつ星一段重弁当」。福島いわきの郷土料理“うに貝焼き”、キンキ煮つけ、鯛の刺身が絶品の贅沢御膳など各地の人気駅弁およそ300種類が集結。
客(30代):「(Q.いくつ買った?)めっちゃ買っちゃった。見ますか?」
バッグから続々と出てくる駅弁。その数11個。
客(30代):「(Q.これはどなた用?)全部、私一人…。どうしようって思って」
パトカー柄の壺に「兵庫県警 ポリス」と書かれています。この駅弁を手にした男性は。
客(50代)「(Q.何に見える?)だるま?」「(Q.実はパトカー)そっか!捕まらないように気を付けます」
兵庫県の名物駅弁「ひっぱりだこ飯」と兵庫県警が異色のコラボをしてできたこの駅弁。その名も。
淡路屋・柳本雄基副社長:「県警タコ飯。一目見て『これ県警や』と」
パトカー柄の壺の中には、タコが盛られた混ぜご飯が。“異色のコラボ”の理由を兵庫県警に聞くと。
兵庫県警交通企画課・梶野宏和課長補佐:「コロナの影響で、どうしても対面で県民に呼び掛ける機会が減った。交通安全や特殊詐欺被害をなくすために呼び掛ける方法がないかと考えた時、広く知られている『ひっぱりだこ飯』を起用できないかと」
「ひっぱりだこ飯」を製造販売する淡路屋は、これまでにも数々のコラボ商品を販売し、海上保安庁ともコラボ経験があり、それも決め手に。去年9月から販売開始され、すでに1万2000個完売している“県警タコ飯”。その売り上げの一部は交通遺児へ寄付されます。
兵庫県警交通企画課・梶野宏和課長補佐:「好評で高額な寄付が寄せられた。淡路屋と一緒に“ひっぱりだこ飯”を発売できてうれしかった」
寄付の金額は、およそ16万円。
淡路屋・柳本雄基副社長:「売り上げだけでなく、あくまでも交通安全ですから、これを通して事故を減らせればうれしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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