「詐欺では?」ネパール人店員が機転 客の詐欺被害を防ぐ(2023年1月13日)
コンビニ店に10万円分のプリペイドカードを買いに来た90代の男性に対し「詐欺ではないか」と声を掛けるなどして、ネパール人の店員が詐欺被害を未然に防ぎました。
蒲田警察署・渋谷泰明署長:「あなたは平素から特殊詐欺撲滅に向けた活動を積極的に推進され、この度、被害を未然に防止しました」
去年12月18日午後8時ごろ、東京・大田区のコンビニ店に90代の男性が10万円分のプリペイドカードを買いに来ました。
警視庁によりますと、男性はパソコンに「ウイルスに感染したので電話して下さい」と書かれた画面が表示されたため電話をしたところ、プリペイドカードを買うように求められ、コンビニ店を訪れていました。
当時、レジにいたネパール人店員のゴウタム・シバさん(34)は日頃から高額のプリペイドカードを購入する人に「詐欺ではありませんか」と声を掛けていて、男性にも声掛けしたということです。
ゴウタム・シバさん:「失礼ですけど、目的聞いてもいいですかと聞いたら、パソコンのウイルスを削除するために使いますと言っていた。絶対、詐欺だと思った。隣のお客さんも手伝って、何回も何回も説明したら納得してくれて、110番通報した」
警視庁蒲田署管内では去年1年間で少なくとも37件、7000万円以上の特殊詐欺の被害があり、警視庁が注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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