“カリフォルニアの青い空”どこへ…セレブの街も豪雨で水浸し(2023年1月10日)

“カリフォルニアの青い空”どこへ…セレブの街も豪雨で水浸し(2023年1月10日)

“カリフォルニアの青い空”どこへ…セレブの街も豪雨で水浸し(2023年1月10日)

 アメリカ・カリフォルニア州で、2週間以上断続的に激しい雨と風が続き、各地で洪水が発生。超高級住宅が並ぶセレブの街も水浸しとなっています。

 海岸を撮影していると、突然高波が迫り、逃げ出します。「太陽に恵まれた町」。そう呼ばれるカルフォルニア州サクラメント。青空は消え、かわりに覆う黒い雨雲。もう2週間以上、カルフォルニア州では断続的に激しい雨と風が続き、各地で洪水が発生。多くの車が屋根の上まで水没。道路と川の境目がなくなり、車のそばを流れ落ちていきます。車が動けなくなり、ドアを開け、手で押しながら移動させる人も。

 CNN:「重大な事態に陥ってます。『大気の川』の影響を、カリフォルニア州はクリスマスから受けているのです」

 「大気の川」と呼ばれる大量の水蒸気が帯状に流れ込み続けているのです。

 CNN:「これは大変な事態です。大雨は今後も続くでしょう」

 地鳴りのような音を響かせ濁流が襲います。ロサンゼルスから100キロほど離れた高級住宅地・モンテシートも豪雨が直撃し、道路は冠水。この街に住んでいるのは、イギリス、ヘンリー王子とメーガン妃。大雨が襲った街に自宅があります。全米各地からセレブたちが集まると言われ、彼らがお気に入りの街・モンテシートに避難指示が出されたのです。

 一方、アメリカには、大地を熱くたぎらせた場所もあります。火口から次々と真っ赤な溶岩を吹き出しているのは、ハワイ島にあるキラウエア火山。地元メディアは5日、2、3週間ほど休止していたこの火山が、再び活動を始めたと伝えました。USGS(アメリカ地質調査所)によると、ハワイ島には活火山が4つあり、その中でもキラウエア火山は、最も若く活発な火山です。2018年の噴火では、住宅など600棟以上が破壊され、およそ2500人が避難生活を余儀なくされました。今回も、噴き上がった溶岩の高さは、およそ50メートルにも及んでいますが、果たして、現地の対策は…。

 ハワイ部、ミッチ・ロス郡長:「今現在、溶岩のある場所については、非常に良いと感じています」

 5日、再び噴火を始めたハワイ島のキラウエア火山。しかしアメリカ地質調査所は、「噴火はクレーター内にとどまっている」との見解を示しました。

 そもそもハワイでは、火山も重要な観光スポット。噴火後、星空の下のキラウエア火山では、溶岩をたたえた火口を見るため、多くの観光客が訪れていました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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