ヤマト配送センター殺傷事件…検察は懲役28年を求刑 弁護側は懲役17年相当と主張(2022年1月27日)

ヤマト配送センター殺傷事件…検察は懲役28年を求刑 弁護側は懲役17年相当と主張(2022年1月27日)

ヤマト配送センター殺傷事件…検察は懲役28年を求刑 弁護側は懲役17年相当と主張(2022年1月27日)

2020年に神戸市の配送センターで2人が殺傷された事件。殺人などの罪に問われている男に検察が懲役28年を求刑しました。

 起訴状によりますと、神戸市北区の無職・筧真一被告(47)は2020年10月、勤務先のヤマト運輸の配送センターで、従業員の廣野真由美さん(当時47)を包丁で刺して殺害したうえ、別の男性従業員(61)を刺してけがをさせたとして、殺人と殺人未遂などの罪に問われています。

 1月27日に神戸地裁で開かれた裁判員裁判で、検察側は「危険かつ執拗で強い殺意に基づく計画的な犯行」などとして懲役28年を求刑しました。

 一方、弁護側は「不当に解雇されたことによる怨恨」が最大の動機などとして、懲役17年が相当だと主張しました。

 判決は2月3日に言い渡されます。

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