「畳と布団で寝たことがないから楽しみ」ウクライナ避難民が日本のホテルに採用で到着（2023年1月5日） │ 【気ままに】ニュース速報

「畳と布団で寝たことがないから楽しみ」ウクライナ避難民が日本のホテルに採用で到着（2023年1月5日）

ウクライナから避難してきた女性が１月５日に和歌山県の白浜空港に到着しました。ホテルで従業員としての採用が決まっています。

　白浜空港にやってきたのはウクライナ避難民のヴィタ・ピサレンコさんです。ヴィタさんは、ウクライナのオデーサで暮らしていましたが、ロシアの侵攻によりハンガリーへ避難。去年はハンガリーのホテルで働いていましたが、去年１１月末にホテルが閉鎖してしまいました。そんな中で白浜町にあるホテルでの採用が決まったのです。

　（ヴィタ・ピサレンコさん）
　「日本に来られて非常にうれしい。歓迎とサポートに感謝しています。白浜について調べたことがあって、山もキレイだし海もキレイな所なので、これから白浜町に住むのが楽しみです」

　白浜に到着してまず向かったのは勤務先となる「ホテルシーモア」です。

　（日本語で挨拶するヴィタ・ピサレンコさん）
　「はじめまして、私はヴィタです。どうぞよろしくお願いいたします」

　（ホテルシーモア　中峯宏総支配人）
　「まずはレストランのバックヤードで料理を盛り付けたりして。そして日本語が慣れてきたらレストランで接客もしていただけるかなと思っています」

　ヴィタさんはレストランで働くことになるようです。

　（ホテルシーモア　中峯宏総支配人）
　「難しいことはないので、１つ１つ覚えていただけたら」

　挨拶が終わると昼食のために社員食堂へ。白浜での初めての食事はエビかつと味噌汁でした。

　（ヴィタ・ピサレンコさん）
　「ベリーグッド！おいしいです」

　ロシアの軍事侵攻により日本のホテルで働くことになったヴィタさん。心機一転、白浜での新しい暮らしがスタートします。

　（ヴィタ・ピサレンコさん）
　「寮もすごく良い感じで、畳と布団で寝たことがないから楽しみです。いろいろ準備していただいて非常にありがたいです」

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