【解説】10チームで競うフィギュアスケート団体! 日本のメダルの可能性は…荒川静香が解説

【解説】10チームで競うフィギュアスケート団体! 日本のメダルの可能性は…荒川静香が解説

【解説】10チームで競うフィギュアスケート団体! 日本のメダルの可能性は…荒川静香が解説

10チームが男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目で競い合うフィギュアスケート団体。メダルへの鍵を握るのは“りくりゅう”ペア…日本テレビ系北京五輪メインキャスターでトリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんが解説します。

■10チームで競うフィギュアスケート団体
団体は、日本やアメリカなど主要な国際大会の成績で選ばれた10チームが、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目で予選、決勝と競います。各種目のショートの成績上位5チームが決勝に進み、フリーに臨みます。最終的な順位はショートとフリーの合計で決まります。日本は2014年のソチ五輪、2018年の平昌五輪では5位でした。

■男女シングルの選手は試合前日に発表
ー日本からの出場選手は?

ペアとアイスダンスは日本代表が1組なのでペアは三浦・木原組、アイスダンスは小松原組の出場が決まっています。男女のシングルは3人ずつ代表選手がいますが、どの選手がショートとフリーを滑るかは試合の前日に発表されます。日本は男子でポイントをリードしたいところですが、その場合最大のライバルになるのがアメリカだと思います。どの選手がショート、フリーを滑るか、アメリカの戦略が日本にとってカギを握りそうです。女子はロシアオリンピック委員会の選手がトップに立つ可能性が高いですが、ショートは出場する選手によっては日本もトップに立つチャンスがあるのではないかと思います。

■日本のメダル獲得の鍵は“りくりゅう”ペア
ー日本はこれまでの最高成績が5位ですが、今回メダル獲得への鍵は?

ペアの三浦璃来・木原龍一組です。日本はこれまで男女シングルは世界のトップレベルでしたが、ペアやアイスダンスは弱点でした。しかし今シーズン、三浦・木原組は大躍進を見せています。

■“りくりゅう”ペアの魅力

2人はペアを組み始めた時からスケートの相性が良かったように思います。危険を伴う種目ですが、よりダイナミックにそしてきれいで息の合った滑りというのが魅力ですね。見ていて心地よさや安心感を感じるペアです。

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