濃厚接触者が爆発的増加 社会活動を維持するには?(2022年1月26日)

濃厚接触者が爆発的増加 社会活動を維持するには?(2022年1月26日)

濃厚接触者が爆発的増加 社会活動を維持するには?(2022年1月26日)

 オミクロン株の感染拡大と並行して、今急激に増えているのが濃厚接触者です。社会活動の停滞が懸念されるなか、家庭内隔離は現実的なのでしょうか。

 東京都で確認された新規感染者は、1万4086人。2日連続で過去最多を更新しました。

 感染者、濃厚接触者の急増に、検査キット不足が懸念されるなか、政府は・・・。

 後藤厚生労働大臣:「メーカーに対して国が買い取り保証を行い、当面一日80万回分までの増産を要請しているところ」

 また、検査を受けなくても、条件により医師が陽性と診断できるようにする方針を全国に通達したことで、対応に追われています。

 そんななか・・・。

 松本人志さんのツイッターから:「私は濃厚接触者になりました。PCR検査も陰性だったところで10日間の自宅待機。とにかくルールはルール。なので休みます」

 25日、ダウンタウンの松本人志さんが陰性で無症状なのに、長期の隔離生活を疑問視するツイートをして話題に。

 さらに、経済界でも。

 経団連・十倉会長:「隔離期間の短縮。世界は5日間で済んでいるのになぜ日本は10日なのか」

 経団連の十倉会長は、このままでは経済活動が止まってしまうと隔離期間の短縮を政府に要望しました。

 濃厚接触者の対応を巡っては、国会でも・・・。

 立憲民主党・山井和則議員:「濃厚接触者というだけで自分がピンピンしてるのに、20日間仕事をできないお父さん、お母さんが日本中に今、急増している」

 野党は、家族の一人が陽性となった場合、他の家族が濃厚接触者として、さらに10日間隔離となり、合わせて20日間も隔離生活を送らなければならないケースを指摘。

 岸田総理大臣:「(隔離期間)短縮の方向で検討すると再三申し上げております。その方向で検討致します」

 岸田総理は、隔離期間短縮を検討するとしましたが、決定の期限は明言しませんでした。

 東京が今のペースで感染拡大となった場合、2月8日の時点で、濃厚接触者が140万人になるという試算も。

 今後、濃厚接触者がさらに増えた場合、私たちの生活と、経済活動はどうなるのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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