天皇陛下が新年にあたりご感想「希望を持って歩むことのできる年に」(2023年1月1日)
宮内庁は新年にあたり、皇室の新たな映像を公開するとともに「希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」との天皇陛下の感想を発表しました。
天皇ご一家の映像には、お住まいの御所で今年の干支(えと)にちなんだ「うさぎ」の作品などをご覧になる様子が映されています。
天皇陛下は新年にあたり感想を出し、「現在も世界各地で戦争や紛争が頻繁に起こり、多くの人々の命が失われていることに深い悲しみを覚えます。国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます」「新しい年が、我が国と世界の人々にとって希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」などとつづられました。
ご一家は1日、皇居・宮殿で「新年祝賀の儀」に臨まれますが、皇后さまや愛子さまら女性皇族は新型コロナウイルスの状況に鑑み、今年もティアラの着用を控えられます。
上皇ご夫妻は1日、お住まいの仙洞御所で天皇ご一家らからあいさつを受けられます。また、2日は3年ぶりに行われる一般参賀で午前中に3回、皇居・宮殿のベランダに天皇ご一家らと立たれる予定です。
秋篠宮ご一家も未成年の悠仁さまを除き、新年祝賀の儀と一般参賀に出席されます。
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