行動制限なし“帰省ラッシュ”大混雑…“ピーク回避作戦”で700キロ先へ帰省の家族も(2022年12月30日)

行動制限なし“帰省ラッシュ”大混雑…“ピーク回避作戦”で700キロ先へ帰省の家族も(2022年12月30日)

行動制限なし“帰省ラッシュ”大混雑…“ピーク回避作戦”で700キロ先へ帰省の家族も(2022年12月30日)

 3年ぶりとなる行動制限のない年末年始。各地で帰省客による混雑のピークを迎えました。700キロ先の祖父母に会うため、車で帰省する家族を取材しました。無事、たどり着いたのでしょうか。

■駅大混雑に「コロナ終わった?」

 帰省ラッシュ初日の29日、新幹線は朝から大混雑。東海道新幹線は下りの自由席の乗車率が最大で150%に達したほか、北陸新幹線でも140%の乗車率になりました。

 仙台へ帰省:「去年おととしも帰っているんですけど、その時と比べて、本当にコロナ禍が終わったんだなという感じがして」

 おととしの東京駅の同じホームと比べてみると、この通り。行動制限はなくなりましたが、新型コロナの感染は再び拡大しています。

 仙台へ帰省:「旦那の実家が盛岡なんですけど、コロナにかかっちゃって、おじいちゃんが。なので、急きょ私の実家のほうに行くことにしました」「(Q.仙台では、どういったことをしたい?)何か、色々。遊んだり」「習字をするんでしょ」「宿題!」

 お昼すぎには、親戚たちと無事合流。赤ちゃんもいるため、感染には十分に気を付けながら、年明け2日まで過ごすそうです。

■数百メートルおきに“事故車”が…

 29日は、各地の高速道路も大混雑。東名高速「下り」の大和トンネル付近では、午後0時半の時点で14キロの渋滞が発生しました。

 さらに取材中、東京へ向かう「上り」でも渋滞が発生していました。その原因は、事故です。

 赤い布がかぶせられた事故車が、高速道路の脇に止まっていました。そのわずか数百メートル先でも、事故が起きているようです。

 この事故を先頭に、一時10キロ以上の渋滞が発生しました。

■“ピーク回避作戦”700キロ先へ帰省

 母:「今、ここ海老名。大阪まで着くのは、何時ですか」
 父:「(午前)2時くらいかな?」
 母:「(午前)2時に着くといいね」

 長い渋滞が予測されるなか、車で帰省するあさださん一家を取材。

 自宅は、福島県いわき市。渋滞のピークを避けるため午前11時に出発し、祖父母の待つ大阪までなんと、はるばる700キロの旅路です。

 計画では、子どもたちのリクエストで飛行機を見に羽田空港に寄るつもりでした。しかし、途中で駐車場の混雑や事故渋滞の情報を聞きつけ、急きょ行き先を浅草に変更しました。

 観光を楽しみながら、時間を有効活用して渋滞の解消を待ち、ゴールを目指すことにしました。

 父:「ちょっと、疲れてきました」
 母:「交代しますか?」
 父:「大丈夫です。子どもたちは、寝てます」
 母:「子どもたちは、もう寝ました」

 渋滞のピークを避けるあさださん一家の作戦が見事成功。車の少ない高速道路をすいすいと進んでいきます。

 そして、出発からおよそ13時間で…。

 父:「12時くらいに、じいじとばあばのおうちに着きました」
 子ども:「ばあば」
 祖母:「はい、お疲れさま」

(「グッド!モーニング」2022年12月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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