“正月の風物詩”福袋 年末販売の理由…「お客様がより年末からいらっしゃると予想」(2022年12月30日)
年末のデパートにできた長蛇の列。皆さんのお目当ては…。
女性:「茶葉が基本的には入っているらしいが、食事のペアチケットも入っているかもと言われて。これで2万4千いくらでした」
このデパートでは、今週から早くも福袋の販売を開始。中でもこの日、特に人気があったのは、フランスの紅茶ブランドの福袋で、円安の影響により通常の販売価格が上がっていたこともあってか、2万円以上のものが飛ぶように売れていきます。
女性:「価格はあまり見ていないが、福袋だから、いつもより安く買えるのかなと思いました。食品はお得に買いたいですね。こうやって、まとめて売っている物とか買っていきたいですね」
■福袋のスーツケースに“福袋”を詰め込む
福袋として売られていたスーツケース売り場の前では、こんな光景も…。
女性:「大丈夫です。つぶして下さい」
福袋として買ったスーツケースに、福袋を詰め込んで運ぼうという作戦のようです。
女性:「買うつもりはなかったんですけど、値段につられて買いました。すごくお買い得だと思います。全部で3万円くらいです」
■「円安対抗」福袋商戦 ダイヤモンドも用意
それにしても、福袋といえば“お正月の風物詩”のはずですが、なぜ年末に販売しているのでしょうか?
松屋銀座本店 顧客戦略部・河野正季さん:「今年は(コロナによる)規制のない初めての年末ということで、お客様がより年末からいらっしゃると予想される。円安・物価高の影響で価格が上昇しているが、福袋という形で値段を抑えながら、お客様に提供できる形を目指していく」
年が明ければ福袋はさらに充実。「円安対抗」をテーマに、お得な高級食材や物価上昇の前に仕入れたダイヤモンドなどを用意して、本格的な福袋商戦に挑むということです。
(「グッド!モーニング」2022年12月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く