【製作】頭と地球を守るヘルメット 原材料は“ホタテの貝殻”
日本有数のホタテの水揚げ量を誇る北海道猿払村が大阪の企業と手を組み、ホタテの貝殻を使ったヘルメットを製作しました。
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波打つデザインが印象的なヘルメット。もととなったのが…
北海道猿払村・住民課課長補佐 新家拓朗さん
「ホタテの貝殻なんですけども、ちょっと残ってしまうこともあると聞いてまして、その利活用です」
実は、デザインだけでなく、原材料もホタテの貝殻、その名も「ホタメット」です。日本有数のホタテの水揚げ量を誇る北海道猿払村が、大阪の企業と手を組みつくりました。
貝殻には、強度を向上させる成分が入っていて、波打つデコボコの形も、外からの圧力に強いといいます。販売会社によりますと、通常のプラスチックと比べて、強度は33%増加しているといいます。また、製作過程で発生するCO2も減らすことができるということです。
猿払村では、ホタテの貝殻の廃棄物が年間1万トン以上発生していますが、役目を終えた貝殻が、“頭”と“地球”を守るヘルメットとして生まれ変わりました。2023年の春、防災用や自転車用として発売予定です。(来年3月末発売予定 4800円 甲子化学工業「ホタメット」)
(2022年12月26日放送「news every.」より)
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