クリスマス寒波が襲来…「不要不急外出控えて」新潟で住民が交通整理「電話しても…」(2022年12月22日)
22日から日本海側を中心に“クリスマス寒波”が襲来し、再び大雪や猛吹雪が続く恐れがあります。気象庁と国土交通省が不要不急の外出を控えるよう、呼び掛けています。
■住民が交通整理「電話しても来ませんから」
地元住民:「申し訳ないんだけど、後ろに下がって、ちょっと待っててもらえますか」
新潟県長岡市の住宅街で立ち往生した車の交通整理をしていたのは、地元の住民です。
地元住民:「普通だったら警察を呼んでやればいいんですけど、電話しても来ませんから、今忙しくて。誰かが誘導しなかったら動かないですよ、本当に」
消雪パイプが故障し、除雪ができないため、腰の高さ辺りまで雪が残っている所もありました。踏みしめられた雪は、固く凍っていました。
県内では、これまでに4人の死亡が確認されていて、そのうち小千谷市に住む85歳の男性は、雪下ろし中に屋根から転落したとみられます。
■長引く停電…住民「こんな長期は初めて」
石川県輪島市では、道路沿いの木が倒れ、電線が切断。停電が続いていて、住民は不安を抱えながらの生活を強いられていました。
電力会社の担当者:「(Q.この状況から復旧できるんですか?)分かりません。今、作業してもらう方と一緒に見ています。お住まいになっている人は、もっと大変なのは分かっているので。何とかしたいんですけれども…」
19日から停電したなかで生活している坂本さん夫妻。自宅の固定電話もつながらないうえに、携帯電話も電池切れで使えません。
坂本春雄さん:「こんな長期の(停電)は本当、初めて。大抵その日のうちか1日、一晩ぐらいで(電気は)来ていたから。こんな長いと…」
■“クリスマス寒波”「不要不急の外出控えて」
今、最も心配なのは、今後の天気です。
坂本さん:「この上にまた積雪がかなりあると、今度は建物自体が、危険になる。その対策を考えておかなければならないと思う」
22日から週末にかけ、前回よりも強烈な“クリスマス寒波”が押し寄せる見込みで、警戒が必要です。
気象庁・国交省への共同取材:「クリスマス、色々と動きたい話も多々あると思うんですけれども、やはりこれからまた22日、23日に近付くにつれて、予測の精度も確度も高まってくると思います。大雪の場合には、不要不急の外出、できるだけ外出は控えて頂きたい。ここのところを強くお願いしたいと思っております」
(「グッド!モーニング」2022年12月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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