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【中国】「ゼロコロナ緩和」2週間 薬局“漢方薬”大幅値上げで処分 地方で感染拡大の懸念
中国では「ゼロコロナ政策」緩和後、感染が拡大しています。こうした中、新型コロナウイルスに効くとされる漢方薬を、不当に高い値段で販売したとして、薬局が行政処分を受ける事態も起きています。さらに、北京と地方を結ぶ長距離バスが営業を再開し、地方での感染拡大の懸念が出ています。
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中国の首都北京では、新型コロナウイルスの感染の急拡大が伝えられています。21日、閑散とした北京駅には、大きな荷物を持ち駅へ向かう人たちの姿がありました。その中には、感染対策でしょうか、全身、防護服姿のまま駅へ入っていく人の姿もありました。
人がまばらな北京駅とは反対に、地下鉄では出勤ラッシュの時間帯にだいぶ人の姿が戻ってきていました。車両にも人がたくさん乗っていて、座れずに立つ人もいるほど混雑していました。
中国政府が「ゼロコロナ政策」の大幅な緩和に踏み切って、21日で2週間がたちます。事実上の「ウィズコロナ」へかじを切っているものの、市民生活はまだまだコロナ前のようにはいかない様子がうかがえます。
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ただ、中国国営テレビは、“経済活動が順調に戻ってきている”と明るい話題として報道しました。
中国国営テレビ(20日)
「(中国の)地方政府が生産の再開を支援。経済活動を推進し、順調に成長しています」
中国の重慶市当局は、「新型コロナの軽症・無症状の人の職場復帰を認めます」として、人手不足解消のため、コロナに感染していても出勤を可能としました。かつてのゼロコロナとは正反対の政策も行われています。
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こうした中、中国・北京にある薬局では――
北京市当局
「あなたの店で薬の価格を大幅に値上げした行為があったため、警告と罰金の処分を与えることにした」
感染拡大で風邪薬や解熱剤などの売り切れが相次ぐ中、この店では新型コロナに効くとされる“人気の漢方薬”を約5倍の価格で販売していました。北京市当局は、不当に高い値段で販売したとして、市内の薬局に約600万円の罰金を言い渡しました。
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医療現場も深刻な状況が続いています。北京市内の病院では、21日も多くの人が詰めかける様子がみられました。医療関係者も次々と感染し、医療崩壊の懸念が深まっています。
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そして、新たに懸念されているのが来年、旧正月の春節に向けた帰省ラッシュによる地方への感染拡大です。
その懸念をよそに、ゼロコロナ政策の緩和で地域をまたぐ移動もほとんど制約がなくなりました。北京と地方を結ぶ長距離バスも20日から営業を再開しました。
帰省する人
「ゼロコロナ政策は終わった。(感染を)怖がっても仕方ない」
帰省する人
「感染は怖くない。心配はいらない」
医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な地方でも感染急拡大が起きる可能性が高まっていて、警戒が強まっています。
(2022年12月21日放送「news every.」より)
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