『部活内でのいじめ』学校側が7か月も対応放置…被害生徒側が損害賠償求めて市を提訴(2022年12月21日)

『部活内でのいじめ』学校側が7か月も対応放置…被害生徒側が損害賠償求めて市を提訴(2022年12月21日)

『部活内でのいじめ』学校側が7か月も対応放置…被害生徒側が損害賠償求めて市を提訴(2022年12月21日)

大阪府枚方市の中学校で女子生徒がいじめを受けて不登校になった問題で、「学校側が対応を怠った」として女子生徒側が市に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴しました。

 訴状によりますと、枚方市の市立中学校に通っていた中学3年の女子生徒は2020年6月から2021年5月にかけて、所属する運動部で同級生10人から仲間外れにされるなどのいじめを受けて不登校になり、「PTSD」と診断されて転校したということです。

 女子生徒と母親は「部活の顧問教諭は7か月もいじめを学校に共有せず、適切な対応を怠った」などとして、枚方市に対して慰謝料など約250万円を求めています。

 (女子生徒の父親)
 「『私はあんたとは一切仲良くするつもりはない』とか、『先輩もお前のことを怒っているで』とか、そういう言葉をずっと浴びせ続けられて。それでも教員も一切止めることなかった」

 枚方市教育委員会は去年6月にいじめを「重大事態」と認定して調査していますが、枚方市は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としています。

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